こんにちは!トリ女(日英中トリリンガル女子)のマミです。
現在妊娠9か月&切迫早産リスク有で自宅療養中。
今回は「アラサー駆け出し通訳者の読書」シリーズで、2020年2月26日発売『通訳というおしごと』(関根マイク著)の書評をお伝えします。
同書は通訳業界全般から、通訳者になる一般的なコース、他通訳者との差別化、通訳者として生き残る方法をメインテーマにし、通訳という仕事に興味ある読者、通訳者になりたい読者、駆け出し通訳者を対象とした通訳者の基本書です。
したがって通訳の技術書ではない(通訳上達方法が語られているわけでなはい)点、ご留意ください。
Contents
トリ女の自己紹介
書評をお伝えする前に、トリ女の自己紹介を簡単にさせていただく。
- 年齢:アラサー(30代前半)、既婚&2020年3月現在妊娠中(今春出産予定)
- 学歴:東京外大英米科卒、北京・清華大学で中国語留学2年
- 職歴:20代:英語講師、日英翻訳 30代:ベンチャー企業に勤務、社内通訳
- 通訳歴:社内通訳(日英逐次)2年 ※20代に通訳学校通っていた経験あり
- 通訳系資格:ビジネス通訳検定2級
組織に頼らず、自身のスキルで経済的に独立できる通訳者に憧れながら、英語関連の仕事に従事した20代。
縁あって中国留学し、帰国後は海外取引あるベンチャー企業で勤務したのち、通訳未経験にもかかわらず「アグレッシブそうだから」という理由で社内唯一の通訳者になる。
肩書は社内通訳者だが、通訳業務が閑散期に入ると、通訳業務以外の事務仕事(主に会社のお金まわり)も引き受ける。
『通訳というおしごと』で「通訳業界は、新人と呼ばれる人でも多くは三〇代前半ぐらい。二〇代のプロは数えるほどしかいません(結婚・出産後にプロの通訳者になる女性が多いということも、理由の一つにありますが)」との記載通り、30代前半のトリ女は通訳歴2年と短く、通訳者の中でも新人中の新人である。
トリ女の中国留学&帰国後通訳者になるまでのキャリアに興味ある読者は、下記記事をお読みいただきたい。
中国留学:【2020年1月更新】中国語力ゼロで中国留学してみた①
帰国後通訳者になるまでのキャリア:【2020年2月更新】北京・清華大学留学後のキャリア|中国語力ゼロで中国留学してみた④
著者紹介
次に、著者である会議通訳者&翻訳者・関根マイク氏を簡単にご紹介する。
12歳の頃カナダに単身留学し、その後十数年カナダで生活(参考文献:2017年通訳翻訳WEB)。
ブリティッシュコロンビア大学文学部卒業後、「九州・沖縄サミット」でメディア契約翻訳者として活躍、これを契機に沖縄でフリーランスの翻訳・通訳業を開始。2013年より東京在住(出典:『同時通訳者のここだけの話』(関根マイク著))。
2020年現在、会議通訳者・翻訳者を続ける傍ら、日本会議通訳者協会(2015年設立)の理事を務める。
関根マイク氏のTwitterはこちら:Follow @mikesekine
氏が通訳者になったきっかけは、別書籍『同時通訳者のここだけの話』から以下にご紹介する。
私が通訳としてのキャリアをスタートしたのはカナダの大学で学んでいた頃です。きっかけは本当に偶然でした。日本で通訳者になるには通訳学校に通うのが王道なのでしょうが、学生時代の私は、通訳を仕事にすることなど少しも考えておらず(むしろ”プロ学生"になって永遠に大学で遊んで暮らすか、吟遊詩人にでもなりたかった)、さらにカナダでは日英通訳を学べる教育機関が存在しなかったので、その選択肢はありませんでした。
ある冬、日本の林野庁の研究チームがブリティッシュ・コロンビア州の北部で調査を行うためにカナダに来たのですが、手配していた通訳者が直前に体調を崩してダウン。通訳者がいないと業務が成立しないということで私の大学に急遽、通訳者募集の問い合わせがありました。当時の私は通訳に必要な知識や技術について考えたこともなく、「英語から日本語にちょちょっと変換してしゃべればいいんでしょ、余裕、余裕!俺でもできる!」くらいにしか捉えていませんでした。授業をサボって飲み代を稼ぎに行く、くらいにしか考えていなかったと思います。
今思い出すと恐ろしい話なのですが、筆記用具も持たずに現場に出て、森林伐採(deforestation)の英訳がわからないので"cut lots of trees!"みたいに訳していたと思います。訳している本人が「これはひどい」と思い、だんだん自信を失って声が小さくなっていったことを記憶しているので、実際はもっとひどかったに違いありません。
『同時通訳者のここだけの話』(関根マイク著)
書評:『通訳というおしごと』
それでは、本題の『通訳というおしごと』の書評をお伝えする。
同書は下記5章から構成されているが、
- 通訳業界のしくみ
- 通訳者への道
- 実況中継!通訳の現場から
- 選ばれる通訳者になるため
- 激変する環境をサバイブする
アラサー・駆け出し社内通訳者(正社員)として、下記3点について、
- インハウスのメリット&デメリット(「第1章 通訳業界のしくみ」関連)
- 通訳学校のコスト・パフォーマンス(「第2章 通訳者への道」関連)
- 通訳者のファイナンシャルプラン(「第5章 激変する環境をサバイブする」関連)
『通訳というおしごと』の内容を簡単にまとめつつ、自身の経験を交えて情報追加&考察していきたい。
インハウス(正社員)のメリット&デメリット
「第1章 通訳業界のしくみ」で、下記勤務形態のメリット&デメリットが紹介され、
- インハウス(社内通訳者)
- エージェントの専属通訳者
- フリーランス
そのうち、インハウスのメリット&デメリットは下記との記載がある。
- メリット:安定した収入、(企業側が育てる意志あるため)環境面・心理面で恵まれている、初年度での有休付与、休日勤務は割り増し賃金
- デメリット:翻訳業務も期待されることが多く、場合によって翻訳がメイン業務に。基本的に昇給しない。
アラサー駆け出しインハウスとして、激しく同意のメリット&デメリット。
インハウス(正社員)のメリット
さらに現在妊娠中の駆け出し通訳者として情報追加するなら、正社員・インハウスとして下記メリットを享受した/する予定である。
- 時短勤務
- 産休&育休 + 各種手当金(出産手当金、出産育児一時金、育児休業給付金)
- 傷病休暇+傷病手当
『通訳というおしごと』によると、インハウスの多くは(途中略)基本的には契約社員、または業務委託契約を結ぶケースが多い。
したがって契約社員・インハウスの場合は、諸条件満たす必要あるものの、正社員・インハウス同様上記メリットを享受できる可能性はある。
特に「2. 産休&育休」については、産休&育休時に一定の給与保証があるだけでなく、自治体によって保育園入園の選考基準に含まれるため、キャリアの早期復帰可否に大きく影響する場合がある。
例えば、トリ夫婦(トリ女と夫)は東京以外の首都圏在住&フルタイム社員として東京勤務、というよくいる共働き夫婦である。
が、例のごとく保育園の競争率が高く、トリ夫婦が住む自治体では「夫婦でフルタイム勤務」だけでの入園は極めて難しいため、「育休取得中」という加点あって初めて保育園入園の可能性が出てくる状況。
また、やや細かい話になるが「3. 傷病休暇+傷病手当」も妊娠という自身でコントロールが難しい環境下では、非常に助けになる。
例えば、妊娠32週(産休まであと2週間)のトリ女、これまで問題なく時短勤務していたにもかかわらず、切迫早産リスク上昇&即時の自宅療養(外出禁止)を医師から突然命じられた。
原因不明だが、医師曰く「仕事すること自体が妊婦には負担大」とのこと。
幸い職場の理解があり、翌日から傷病休暇に入った。
妊娠中に業務委託で通訳する人は少数と推測するが、万が一これが業務委託だった場合、通訳者として最も避けたいドタキャンになってしまう可能性あり。
インハウス(正社員)のデメリット
また、正社員・駆け出し通訳者として、インハウスの下記デメリットについて1点つけ加えるなら、
- デメリット:翻訳業務も期待されることが多く、場合によって翻訳がメイン業務に。基本的に昇給しない。
ビジネス状況により「翻訳のみならず、語学以外の業務がメインになりえる」ことである。
特にトリ女が勤務する中小企業(資本金1億円以下)では下記3つの特徴があり、
- 通訳業務に専念できるほどの仕事量が常時あるわけではない
- 海外にいつでも対応できるよう正社員でインハウスを雇いたい
- (大企業と比較して)ビジネスが安定しにくい
入社当初は通訳業務メインで、時間あるときに語学以外の業務(非語学系業務)を手伝っていた。
が、ビジネス状況変化により、社内通訳2年目から非語学系業務が徐々に増え、妊娠判明時には業務量が逆転していたのである。
ちなみにトリ女の場合、人生万事塞翁が馬で、この業務変化に大いに助けられた。
軽度だったとはいえ、つわりで気分悪い時に通訳した際、胃から逆流してくるものを飲み込みながら通訳したことがあった。
幸い定例ミーティングの通訳で難易度高くなく、難なく業務を終えたものの、体調コントロール難しい妊娠期での通訳は困難と痛感したのである。
民間通訳学校のコスト・パフォーマンス
通訳者になるためにはどんなスキル&姿勢が大事かがメインテーマの「第2章 通訳者への道」では、通学者のインタビューとともに、下記通訳学校の特徴が紹介されている。
- 民間の通訳学校
- 国内の大学院進学
- 海外の大学院留学
本章では「1.民間の通訳学校」について、自身の経験交えてそのコスト・パフォーマンスを考察する。
20代の頃、某大手通訳学校に1年半通い、計90万円投資した(半年コース=約30万円)。
が、今振り返ってみると、コスト・パフォーマンス非常に悪い投資、より率直に言えば行かなくても良かったと思っている。
その理由は下記2つ。
- 自身の英語力不足
- 講師の教育スキル不足
まず「1. 自身の英語力不足」について。
当時のトリ女は英語力:TOEIC 950点&英検1級取得、職業:日英翻訳だったが、仕事で話す英語を使用した経験なし。
スカイプ英会話でスピーキング力向上をはかるも、自身の言いたいことを発言する英語力と、他者の発言を英語に変換するスキルでは求められるスキル&レベルが異なり、通訳力向上には直接結びつかなかった。
それでも学校では通訳コースの「入門科」に所属していたが(英語力によっては「通訳コース」にも入れない)、1クラス十数人のクラスでは、1回2時間の授業で、講師から直接指導受ける機会は多くて3回。
通訳学校に通った1年半年間、残念ながら通訳力を劇的に向上させることはできなかった。
つぎに「2. 講師の教育スキル不足」について。
『通訳というおしごと』によると、民間通訳学校は「36回(2時間/回)の授業で30万円が相場」とのこと。
これをベースに試算すると1回あたりの授業料は約8,300円、講師からの直接指導が最大3回とすると、1回あたりの指導料は約2,700円になる。
授業料の大半は人件費(講師の給与)と想定されるため、他に教材費等かかるが、大まかに言えば上記の通りである。
では、その最大3回の指導が生徒の通訳スキル向上を促す上質な指摘なのか(1回8,300円の授業料は妥当か)という点については、講師の教育スキル次第と言うしかない。
が、某有名通訳学校で1年半通ったトリ女、残念ながらスキル高い講師に出会うことができなかった。
一生徒から申し上げると、現役通訳者の講師陣は、通訳スキルあっても、教育スキルが不足していることがある。
例えば、「通訳学校に通うだけでは通訳者になれない。学校以外での勉強が通訳者になれるかを決める」と講師によく言われ、トリ女も同意する。
が、トリ女の通訳力を理解しているはずの講師に「(トリ女の場合)具体的にどんな勉強が必要か」と聞くと、毎日勉強しろ程度の非常に浅いアドバイスしか貰えないのである。
それでも納得しないトリ女に対し、講師自身は英語圏大学院文学部留学時、難解な英文学を毎日食らいつきながら何万字も読んだ等、会社員にはなかなか真似できない事例をあげつつ、トリ女にはその努力と気持ちが足りてない、という根性論を語られたこともあった。
また、授業中の指導についても、上質な指導と呼べるシロモノでもないこともある。
競争激しい通訳業界、プロの通訳者でもある講師は日々厳しい現場を経験しているのだろう。
が、本当の通訳現場はそんな甘くないぞとでも言いたいのか、生徒の未熟な通訳に対して「そんな通訳、全然ダメ!」と怒鳴りつけたり、またはバカにするように大笑いし、その生徒に何のフォロー(指導)もないまま授業進行する講師も残念ながらいた。
以上をまとめると、民間通訳学校のメリット&デメリットは下記となり、
- (メリット)働きながら通えるので、国内外の大学院に通うより経済的リスクが低い
- (デメリット)授業の質が講師の教育スキル次第(コスト・パフォーマンス非常に悪い場合あり)
実際『通訳というおしごと』で関根マイク氏は下記のように述べている。
学校選びに関しては、体験入学などを通して、個性やスタイルを大事に考え、それらを伸ばしてくれる講師がいる学校を探しましょう。通訳学校の授業価値の九割は、講師の質(技術と講師としての適性)で決まるといっても過言ではありません。
『通訳というおしごと』(関根マイク著)
経済的事情などで大学院留学&民間通訳学校に通学できない読者は、同書で紹介されているオンラインスクールに通学するのも一案。
通訳者のファイナンシャルプラン
最後に、通訳者の職業寿命とファイナンシャルプランについてお伝えする。
本書の最終章「第5章 激変する環境をサバイブする」では、通訳者の職業寿命について、関根マイク氏は下記のように語っている。
撤退する勇気を持とう
フリーランスには定年がありません。そのため、クライアントの期待に応えるパフォーマンスを発揮する能力がなくなっても仕事を続ける人がいます。エージェントからのオファーが減ったり、同業者からの紹介案件も減ったりしても、通訳という仕事への愛着なのか、単に生活がかかっているのか、現場に出続けるのです。
人間は食べなければ生きていけませんし、依頼がある限りそれに応えようとする気持ちはわかります。しかし高いプロ意識があり、一定の技術水準を自分に課しているのであれば、なぜ勇気ある撤退を選べないのでしょうか。もう引き際なのに、それを認めずに現場にしがみつくのは、自分のためにも、業界のためにもなりません。
『通訳というおしごと』(関根マイク著)
現役会議通訳者である自身にも大きなプレッシャーをかける、大変重みある発言である。
そこで若手通訳者&通訳業界のために「勇気をもって撤退」するには、フリーランス通訳者はどんなファイナンシャルプランが必要なのかを下記2点をベースに考察する。
- フリーランス通訳者の職業寿命
- フリーランス通訳者の生涯年収
まず「1. フリーランス通訳者の職業寿命」について。
自身のプロフィールでも明記しているが、尊敬する人にロシア語通訳者・米原万里氏がいる。
氏は晩年、肉体的&精神的負担を理由に通訳者を引退して作家に転向しているのだが、資料から推測するに引退時期は50才前後。
また、『通訳というおしごと』編集後記に関根マイク氏が「数年ぶりのスランプに苦しんだ(その後なんとか復調)」事を契機に、自身の職業余命(通訳者としてあと何年活躍できるか)を考えるようになったとの発言がある。
氏の正確な年齢は不明だが、通訳フォーラム等で見た限り40代後半と推測する。
上記を考えると、個人差はあれ、実力を維持したままフリーランス通訳者として活躍できるのは50才前後まで。
30代前半の駆け出し通訳者が多いことを鑑みると、通訳者の職業寿命は約20年。
一般会社員の働く期間が約40年、会社員と同じ水準で生活するには、大まかに言うと通訳現役時に2倍以上稼ぐ必要がある。
次に「2. フリーランス通訳者の生涯年収」について。
さらに具体化すると、一般会社員の生涯年収を約2億円(参考資料:2020年2月27日付のCareer Picks記事)と仮定し、計算を単純にするため20代の収入は考慮に入れないと(留学などで無収入期間もありと想定)、職業寿命約20年間の平均年収は約1,000万円となる。
駆け出しの30代前半は稼げないので、中堅~ベテラン通訳者になる30代後半~40代後半でいかに稼ぐかで、その後の生活水準が決定。
万が一その期間に病気などで休養した場合は「勇気をもって撤退する」のは、経済的に難しくなる。
ちなみに、下記『通訳翻訳ジャーナル2019 Summer号』で通訳者の年収特集記事があり、
それをベースに下記記事を書いた際、フリーランス通訳者の平均年収についても触れた。
通訳翻訳ジャーナルにみる、通訳者のお財布事情(2019年7月)
年収を答えた回答者が少ないため、どこまで現実を反映しているのかやや疑問だが、フリーランス通訳者(想定年齢:40才前後)の平均年収は推定888万円である。
本アンケートのみを考慮すると、職業寿命約20年間で平均年収1,000万円稼ぐのは容易でないことが分かる。
上記数字は、会社員とフリーランス通訳者の職業寿命と生涯年収のみを考慮して試算したものであり、社会保障の加入状況や家族の有無などの、経済的に大きく影響する他要素を一切排除している。
が、フリーランス通訳者は健康管理が非常に重要で、ある程度の収入を比較的短期間で稼ぐ必要ある、プレッシャー大の職業である点理解いただければ十分である。
そして、それを実現させたフリーランス通訳者のみが「勇気をもって撤退」という英断が初めて可能となるのだ。
おわりに
これで「【書評】関根マイク著『通訳というおしごと』|アラサー駆け出し通訳者の読書」はおしまいです。
アラサー駆け出し通訳者のトリ女、実はキャリアの岐路に立っています。
30代前半にして第1子誕生(現時点で2人目は考えていない)&(将来的に)両親の介護が確実なトリ夫婦。
子供が小さいうちは通訳メイン業務は難しく、またいつ開始&終了するか予測できない両親の介護を考えると、職業寿命が比較的短いフリーランス通訳者よりも、会社員の様に細く長く継続できる仕事の方が、経済的に安定しやすい。
とは言うものの、インハウスはさほど大きな昇給は見込めない。
縁と運の巡りあわせで、せっかく駆け出し通訳者になれたものの、通訳者という職業に迷いが出ています。
プロ通訳者として1つの尖ったスキルに磨きをかけるよりも、ある程度の通訳スキル+αという選択肢も現在検討しており、産休&育休+職場復帰しながら考えていきたいと思います。
最後に、本記事で登場した本を簡単にご紹介。
- 本記事の主人公『通訳というおしごと』(関根マイク著)
- 同時通訳現場での経験をユーモアに語った『同時通訳者ここだけの話』(関根マイク著)
- 通翻訳者のお財布事情を特集した『通訳翻訳ジャーナル2019 Summer号』
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