こんにちは!トリ女(日英中トリリンガル女子)のマミです(現在妊娠8か月)。
今回は2019年12月に訪れた秋田・乳頭温泉郷の「妙乃湯(たえのゆ)」をお伝えします。
乳頭温泉郷で鶴の湯別館「山の宿」に宿泊したトリ女とトリ夫(トリ女の夫)。
翌日は乳頭温泉郷・湯めぐり帖を購入し、鶴の湯以外の温泉を巡ることに(乳頭温泉郷・湯めぐり帖については後に詳しくお伝えする)。
本記事では、乳頭温泉郷2大人気旅館(鶴の湯・妙乃湯)のうち、妙乃湯について秋田空港からの行き方や(宿泊施設としての)妙乃湯予約方法、乳頭温泉郷・湯めぐり帖、ランチまで、余すところなくご紹介します。
トリ女の乳頭温泉郷関連記事はこちら。
- 鶴の湯別館「山の宿」の紹介記事は秋田旅行・鶴の湯別館「山の宿」|乳頭温泉郷
- 鶴の湯本館の紹介記事は秋田旅行・鶴の湯本館|乳頭温泉郷
- 妙乃湯の紹介記事は、本記事を読み進めていただきたい。
- 蟹場温泉の紹介記事は秋田旅行・蟹場温泉(がにばおんせん)|乳頭温泉郷
- 孫六温泉の紹介は秋田旅行・孫六温泉(まごろくおんせん)|乳頭温泉郷
- 大釜温泉の紹介は秋田旅行・大釜温泉(おおかまおんせん)|乳頭温泉郷
乳頭温泉郷&妙乃湯とは
乳頭温泉郷とは、秋田県&岩手県にまたがる乳頭山ふもとにある7温泉の総称で、
(画像出典:乳頭温泉郷「休暇村」HP)
その7つの温泉は鶴の湯、妙乃湯、黒湯温泉、蟹場温泉、孫六温泉、大釜温泉、休暇村 乳頭温泉郷からなり、旅行雑誌の乳頭温泉特集ページでよく大きく掲載されるのが、乳頭温泉郷2大人気旅館・鶴の湯&妙乃湯である。
鶴の湯は乳頭温泉郷でも1番歴史長く、江戸時代から続く秘湯の宿ということで、人気が高いのは容易に納得できる。
一方の妙乃湯、旅行雑誌数冊読んだだけではその人気の秘訣が見えにくい。
誤解ないよう説明加えると、旅行雑誌で妙乃湯が魅力的に見えないのではなく、他の温泉も同等に魅力的に見えるので、写真と簡単な説明のみでは、他温泉を凌駕する妙乃湯の魅力がどこにあるのか分かりづらいのである。
乳頭温泉郷の紹介HPを見ると、どの温泉も同じくらい魅力的に見えるトリ女の感覚が理解していただけると思う。
が、実際訪れてみると、妙乃湯人気の理由がすぐ分かる。
冬季閉鎖の黒湯温泉、時間がなく行けなかった休暇村 乳頭温泉郷以外の乳頭温泉・対照表を下記に作成した。
山の宿 | 鶴の湯 | 妙乃湯 | 蟹場温泉 | 孫六温泉 | 大釜温泉 | |
サービス | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | △ |
食事 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | - | 〇 |
◎:食べログ評価3.5以上、〇:3.0以上、-:食べログ掲載なし | ||||||
温泉の色 | 乳白色 | 乳白色 | 褐色&透明 | 透明 | 透明 | 透明 |
妙乃湯は褐色と透明の露天風呂計2つある | ||||||
混浴露天風呂・女性入浴難易度 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | 混浴風呂 なし |
・山の宿:すべて貸し切り風呂 ・鶴の湯:乳白色のため、入浴中身体が透けて見えることはない ・妙乃湯:バスタオル巻いた入浴OK ・蟹場:透明&バスタオル巻いた入浴不可 ・孫六:透明&バスタオル巻いた入浴可否不明 |
||||||
秘境感 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
・◎:大通りに面せず、旅館周辺が自然に囲まれている ・〇:大通りに面している |
||||||
日帰り入浴 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
山の宿は貸し切り風呂のみのため、宿泊者のみ入浴可(日帰り入浴不可) |
妙乃湯が他温泉(蟹場・孫六・大釜)より特に魅力的なのは、サービス、食事、混浴露天風呂・女性入浴難易度である。
丁寧な接客、食事が食べログ3.6の評価(2020年2月時点)、バスタオル巻いた入浴OK(混浴露天風呂に女性が入りやすい)で、鶴の湯より評価がややマイナスになるのは秘境感くらい。
乳頭温泉郷自体が秘境感あふれる場所なのだが、妙乃湯はこんな感じで、車の往来ある大通りに面している。
山の宿・鶴の湯と比較すると秘境感やや低下するので、対照表の秘境感を〇(まる)評価にした。
ちなみに妙乃湯食べログ評価は、連日行列絶えない銀座・寿司店美登利総本店 銀座店の3.53を上回り、すき焼きの老舗料亭人形町今半 本店の3.69よりやや低めの点数。
東京の有名レストランと同じかそれ以上に妙乃湯の食事が美味しい!という点理解していただければと思う。
秋田空港からの行き方
秘境とも呼ばれるこの乳頭温泉郷、交通不便そうで実は秋田空港から直行バスがある。
秋田空港から秋田エアポートライナーの乳頭号に乗って約2時間で到着。
1日4便しかないが、秋田空港着の飛行機にあわせた発着時間になっているため、飛行機で来る読者は乗り遅れ等の心配は必要はない。
気になる料金は、2020年2月現在大人1人片道6000円(子供半額)。
秘境ゆえということでご容赦頂きたい。
交通費を抑えたい読者は、秋田空港で車をレンタルするのも一案。
その場合の行き方は妙乃湯HPを参照していただきたい。
1車線ほどの細い道を通るしかない山の宿&鶴の湯本館の紹介記事では「運転にかなりの自信がない限り、真冬でのレンタカー・ドライブはおススメしない」と記載したが、大通りに面している妙乃湯なら、求められる運転技術はそれほど高くないと思われる。
したがって各自自己判断で移動手段選択していただきたい。
ただし、真冬に日帰り入浴で鶴の湯に立ち寄る場合は、のちに紹介する乳頭温泉郷・湯めぐり帖を購入し、自分で運転せず定期シャトルバスで向かうのが安全である。
妙乃湯予約方法
つぎに、妙乃湯の予約方法をお伝えする。
じゃらん予約のみ可の鶴の湯別館「山の宿」、電話予約のみ可の鶴の湯、に比べて妙乃湯の予約方法は下記3つと幅広い。
しかもキャンセル待ち可なので、宿泊したい日が満室の場合は、公式HP記載の電話番号かメールでその旨連絡するのも一案である。
ちなみにトリ夫婦、12月初に同月下旬のキャンセル待ちしたものの、キャンセル出なかったので連絡来ず。
そう、予約方法が幅広いものの、人気の温泉旅館のため予約困難である点、ご留意頂きたい。
下記は2020年2月16日時点での、紅葉館和室(価格が1番安い部屋タイプ)の同年5月のじゃらん予約状況である(同年6月の予約はまだ開始されていたい)。
週末予約(金曜日と土曜日)はほぼ満席で、他日程も残1室となっている。
ちなみに別部屋タイプも同様に5月末までほぼ満室状態。
妙乃湯に是非宿泊したい!という読者、週末(金曜日または土曜日)に宿泊希望の読者は、早めの予約をおススメする。
乳頭温泉郷・湯めぐり帖とは
せっかく乳頭温泉郷に来たんだから、7つの温泉すべて満喫したい!という観光客におすすめなのが、この乳頭温泉郷・湯めぐり帖。
表面(上)&裏面(下)。
各温泉の日帰り入浴料と移動手段(定期シャトルバス)込みで1,800円(2019年12月時点)。
日帰り入浴料は各温泉600円前後のため、宿泊旅館以外の6温泉すべてに入浴するなら断然お得なチケットである。
購入条件&使用条件は下記の通り。
- 購入条件:7つの宿の宿泊者1名につき1冊販売
- 使用条件:有効期間は販売日より1年以内、本人の使用のみ有効(譲渡・転売不可)
また、2019年12月時点での各温泉の営業時間は下記の通り。
黒湯温泉は4月下旬~11月下旬のみ営業、孫六温泉も冬季休業(2020年は1月~4月まで休業予定)するため、全温泉制覇したい読者はご留意頂きたい。
黒湯温泉&孫六温泉の冬季休業期間、乳頭温泉郷の年末年始営業については、休暇村 乳頭温泉郷のスタッフブログで随時アップデートされるので、乳頭温泉郷訪れる前に確認いただきたい。
ちなみに、日帰り入浴で訪れた温泉では湯めぐり帖にスタンプを押してもらえる。
妙乃湯ランチ
鶴の湯別館「山の宿」に宿泊したトリ夫婦。
翌日は妙乃湯でランチを頂いたが、さすが食べログ高評価だけあってどれも美味だった。
- 稲庭うどんセット(1,200円)
- 妙乃湯 お昼のお膳(2,500円)
おわりに
妙乃湯に訪れる目的は、もちろん温泉。
その魅力を写真でお伝えしたいところだが、日帰り入浴可&宿泊客も多く迎える妙乃湯では、当たり前の撮影不可である。
妙乃湯の混浴露天風呂は熱い褐色の風呂(身体が透けて見えない)と適温の透明な露天風呂(身体が透けて見える)の2つある。
バスタオル巻いたまま入浴OKのため、女性も安心して混浴露天風呂を満喫していただきたい。
これで「秋田旅行・妙乃湯|乳頭温泉郷」はおしまいです。
今回は妙乃湯をお伝えしました。
記事更新のはげみになりますので、トリ女のTwitterをフォローしてもらえると嬉しいです。
トリ女の乳頭温泉郷関連記事はこちら。
- 鶴の湯別館「山の宿」の紹介記事は秋田旅行・鶴の湯別館「山の宿」|乳頭温泉郷
- 鶴の湯本館の紹介記事は秋田旅行・鶴の湯本館|乳頭温泉郷
- 妙乃湯の紹介は本記事でお伝えした。
- 蟹場温泉の紹介記事は秋田旅行・蟹場温泉(がにばおんせん)|乳頭温泉郷
- 孫六温泉の紹介は秋田旅行・孫六温泉(まごろくおんせん)|乳頭温泉郷
- 大釜温泉の紹介は秋田旅行・大釜温泉(おおかまおんせん)|乳頭温泉郷