こんにちは!トリ女(日英中トリリンガル女子)のマミです。
今回は「日光に紅葉狩り行ってきた」シリーズ最終回の第3回目で、2019年11月初旬に夫婦で行った日光1泊2日旅行を皆さまにお伝えします。
2回目の奥日光記事はこちら。
本記事アップ時期が2019年12月上旬と、紅葉の季節は過ぎてしまいましたが、来年以降紅葉目的で日光を訪れる方にとって、有益な情報になれれば幸いです。
はじめに
2020年春ベビー誕生予定のため、2019年は意識的に旅行を多めにしたトリ夫婦。
そして、2019年晩秋の旅行先に選んだのは、紅葉満開の日光。
これから下記3回に分けて、奥日光含む日光の魅力をお伝えしていきます。
- 日光駅~東照宮周辺(日光)
- 戦場ヶ原+奥日光小西ホテル(奥日光)
- 逍遥園・東照宮(日光) ※今回の記事はここ
第1回目(日光駅~東照宮周辺)の記事はこちら。
紅葉満開の逍遥園
2019年11月上旬の日光。
これまで東照宮(日光)周辺と戦場ヶ原(奥日光)をお伝えしてきたが、紅葉一番満開だったのは東照宮近くの
戦場ヶ原はすでに晩秋の装い、紅葉しない杉の多い東照宮では、紅葉はなかなか拝めなかったのである。
ということで、下記にて逍遥園の紅葉写真を満喫頂きたい。
東照宮
続いて向かったのは東照宮。
記憶がややあやふやだが、小学校以来2回目となる。
覚えているのは「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」と眠り猫のみ。
ということで、学びを深めるべく、さっそくオーディオガイドをレンタル(500円/台)。
地図つきのタッチペン式で、各場所のガイド時間も記載ある、便利でハイテクなオーディオガイド。
しかもガイドの情報量も丁度よく、簡潔で理解しやすいため大変おススメ。
表門をくぐると、さっそく三猿に出くわす。
実は「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」で有名な絵は計8枚あり、ヒトの一生が8枚の絵に体現されていた。
たとえば1枚目の上記写真は、ベビー期。
母猿が子ザルの将来を見つめている様子が描かれている。
そして下記2枚目が1番有名な三猿。
幼少期を体現しており、何でも吸収する幼い時期に悪いものを見ず(見ざる)、言わず(言わざる)、聞かない(聞かざる)方が良い子に育つ、という意味がこめられているとのこと。
最後にご紹介するのは8枚目の妊娠期。
トリ女も妊娠中のため、自分も遂にこのステージに来たのか・・・となんだか感慨深い気持ちで鑑賞。
このあとのストーリーは、子どもが生まれて1枚目(ベビー期)に戻る。
20年ぶりに訪れた東照宮で、ヒトの一生を描いた三猿の絵に老後が描かれないという発見があった。
参考までに江戸時代の平均寿命を調べると、30才~40才との説もあり(出典:江戸時代がわかるお役立ちサイト「江戸時代Campus」)。
江戸時代の平均初婚年齢が18才~24才前後(出典:くずし字で楽しむ江戸時代の暮らしと文化「古文書ネット」)で、平均寿命が30才~40才だと、子どもが小さい頃に自身の天命が来るという方も多かったのかもしれない。
とは言うものの、江戸時代は乳幼児の死亡率が高かったことを考えると、この平均寿命がどの程度実情を反映していたのか不明ではある。
観光を続けていくと、国宝の陽明門に到着。
その壮大さを写真でお伝えするのはなかなか難しいため、是非ご自身で見ていただきたい。
歩みを進めていくと、眠り猫にも遭遇。
ほかにも本地堂・鳴竜や奥宮拝殿(家康が埋葬されている場所)など、東照宮を一通り観光。
オーディオガイドの力もあり、20年ぶりに訪れた東照宮に対する知識が深められた。
次回訪問するときは、トリ夫婦+ベビ
トリ女のステージは上記1枚目の「子ザルの将来を見つめる母猿」になっているのか、と思うと感慨深い。
ランチ(和み茶屋)
本記事の最後に、上質なゆば懐石が手ごろな値段で堪能できるレストラン「和み茶屋」をご紹介。
バス停「神橋バス停」下車してすぐの場所で、日光駅から神橋・東照宮方面にまっすぐ歩いていくとたどり着ける。
人気店のため予約必須で、トリ夫婦が予約時間12時に向かうと、ランチ受付はすでに終了していた。
メニューは「ゆば懐石ランチ」と「懐石ランチ」のみ。
※メニュー&価格は2019年11月上旬のもの。
ちなみに、予約時間ピッタリに入店できるわけではないので、スケジュールタイトな方は要注意。
トリ夫婦が入店できたのは、予約時間から30分過ぎの12時30分頃。
とは言うものの、30分遅れも気にならないくらい食事が大変美味しいので、トリ夫婦としては大満足のランチだった。
下記にメニュー&ゆば懐石ランチをご紹介する。
※2019年11月上旬のメニュー。
先付:ひきあげゆば
小吸物:ゆばと海老真薯の漬し仕立
前菜:(左から)青大豆煮浸し、酒南蛮漬、出汁巻玉子、南瓜レーズンサンド、紫芋
煮物:蕪と高野豆腐の鶏そぼろあん掛
中皿:揚巻ゆば
揚物:平ゆば包み揚、椎茸丸十、春菊
飯椀:椎茸炊き込みごはん
汁椀:味噌仕立
甘味:黒糖の羊羹生くりいむ
甘味:豆乳の杏仁とうふ
※甘味は「羊羹」か「杏仁とうふ」のどちらか選ぶ。
日光で湯波を堪能したい方は是非。
レストラン「和み茶屋」をご紹介。
おまけ(香車堂)
おまけとして、日光で安産祈願したい!という夫婦向けのスポットをご紹介。
このコアなスポット、20年ぶりに日光に来たトリ夫婦はもちろん知る由もなく、戦場ヶ原でお世話になったネイチャーガイド安倍輝行氏に教えていただいた。
ネイチャーガイド・安倍氏の詳細はこちらの記事をお読みいただきたい。
日光山輪王寺の隣にある、その名も産の宮(
将棋の香車が所狭しと飾られている。
安産祈願とどう関係あるのかと言うと、「将棋の駒の香車が戻らずに直進する駒なので、妊婦がこの駒を借りて帰り、自宅の神棚に祀ると、無事出産できるという安産信仰」があるとのこと。
と言うことで、安産祈願にあやかりたいトリ夫婦は1つ拝借。
ちなみに、上記の通り「出産後は、借りた駒とともに新調した駒を一緒に返納するので、駒の数は増えるばかりである」とのことなので、出産後、古い香車とともに新しい香車を置いていくルールとなっている。
インターネット情報によると、天童佐藤敬商店で新しい香車を販売しているが、安くて4,500円というなかなかのお値段。
飾られている香車を見ると、DIY(手作り)感あふれる香車もあるため、トリ夫婦は産後香車をDIYしようと決意。
バックに入れて持ち帰りやすいよう、小さめに作る予定。
おわりに
これで「日光に紅葉狩り行ってきた」シリーズはおしまいです。
約20年ぶりの日光は、自然・温泉・歴史・食事・安産祈願をすべて満たしてくれるパワースポットでした。
香車を返す名目で、ちかい将来また日光を訪れたいと思います。
最後に、いろは坂の途中で撮影した山の紅葉をご覧ください。
記事更新のはげみになりますので、トリ女のTwitterをフォローしてもらえると嬉しいです。