こんにちは!トリ女(日英中トリリンガル女子)のマミです。
今回は「アラサー駆け出し通訳者の妊娠ログ」産婦人科選び(妊娠初期)として、アラサーの駆け出し通訳者の産婦人科選びをお伝えします。
前回記事(妊娠初期編)はこちら。
妊娠初期に必ず決めるのが、妊婦検診(母体&ベビーの様子を確認するための定期検診)と分娩(ベビー出産)の産婦人科。
お仕事あるから土日に検診行きたい、何があってもすぐ対応できる総合病院で分娩したい、など皆さま様々ご希望あるかと思います。
本記事でトリ女の産婦人科選びをお伝えすることで、皆さま(もちろん、男性も含まれてますよ)が産婦人科を選ぶ際の参考になれれば幸いです。
はじめに(妊娠するまで)
産婦人科選びをお話しする前に、まずトリ女とトリ夫(トリ女の夫)の簡単な自己紹介と妊娠するまでを下記にお伝えする。
・トリ女とトリ夫(トリ女の夫)の基本プロフィール
・妊活のきっかけ:年齢
トリ女・トリ夫ともに「子供大好き!」というほど子供好きではなく、夫婦2人で楽しく過ごせているので、子供がいなくても夫婦間に問題なし。
とはいうものの、「子供がいることで、より豊かな夫婦生活を送れるのでは」という考えもあり。
産むのであれば高齢出産(35才以上で第1子を出産)にならない年齢で産みたいということもあり、2019年夏妊活開始(2019年春から基礎体温だけは測っていた)。
・妊活基本ルール
①不妊治療はしない
トリ女・トリ夫ともゆるキャリ志向(ワークライフバランスをある程度保ちながら、キャリアを築いていきたい)で、「子供が絶対欲しい!」というほど子供好きではないため、経済的・精神的に負荷の高い不妊治療はしない。
自然妊娠しなかったら、夫婦2人の生活を楽しく過ごす。
②出生前診断を受診
互いの長期的なキャリアを尊重するため。
・妊活開始から妊娠まで
タイミング法(排卵日に合わせてセックスを調整する方法)2回目でご懐妊のスピード妊娠。
産婦人科に関するトリ夫婦の希望&現実
妊娠発覚時のトリ夫婦の希望は下記4点。
- 総合病院が良い(何があっても即時対応できる)
- 妊婦検診&分娩は同じ病院
- 土日に妊婦検診(母体&ベビーの様子を確認するための定期検診)OKな病院
- 自宅から徒歩圏内(お腹が大きくなっても通いやすい)
が、6週目の妊娠確定後に早くも「2. 妊婦検診&分娩は同じ病院」を断念。
トリ女が妊娠確定した総合病院は平日のみの診療で、かつ大変混雑しているため、妊婦検診の予約が取りにくいとのこと。
ということで、様々な不測の事態が考えられる分娩はこの総合病院にお願いし、妊婦検診は、病院から紹介をうけた自宅近くのクリニック(土曜診療OK)に決めたトリ夫婦。
が・・・なんと、クリニック院長が病気で入院し、無期限閉院になってしまった。
土曜診療OKの、自宅から近い唯一の産婦人科だったので、突然産婦人科難民に。
ということで、トリ夫婦の希望「4. 自宅から徒歩圏内(お腹が大きくなっても通いやすい)」も実現困難になった。
しょげてても仕方ないので、トリ夫婦の通勤経路にある産婦人科を探したところ、隣の駅(徒歩圏内ではない)に助成券が使用できるクリニックを見つけたので、そこに行ってみることに。
※助成券とは、役所から母子手帳とともに受け取るクーポン券のようなもので、(病気やケガではないため)保険が適用されない妊婦検診の負担費用を軽減するためものである。後にも説明するが、助成券がカバーする内容は住んでいる地域によって多少異なる。
残念ながら、そのクリニックも平日・17時までの検診のみとのことで、再度土日OKのクリニック探さなきゃーと思っていたところ、看護師さんから下記の説明を受ける。
- 平日17時以降 & 土日の妊婦検診を受けつけてない理由は、たとえ異常が見つかっても受け入れてくれる病院がないため
- 平日17時以降に妊婦検診を受けつけていた頃、フルタイムで仕事をこなす女性(妊婦)が多く来院したが、日中来院する妊婦と比較して、ベビーの状態が良くないことも多く(ベビーが出かかっている妊婦もいたとのこと)、かつ早急に受け入れてくれる病院もないことから、安全な妊婦検診を実施するという観点から検診受けつけをやめた
したがって、出産までの約10回の妊婦検診は、母体&ベビーの健康のためにも、仕事を気にせず受診できる環境を整えてほしい、と説得されたトリ夫婦。
このクリニックが抱える問題が、他産婦人科も同様に直面している問題なのか分からないものの、多くの妊婦が来院して忙しい中、クリニックの置かれた状況を丁寧に説明してくれた看護師さん&医師に誠実さを感じた。
また、出産というトリ夫婦が初めて取り組むチャレンジに、できる限りリスクを軽減して臨みたいと考えると、夫婦ともに仕事を調整して、2人で平日の午前中に妊婦検診を受診する方が安心できると思った。
トリ女のお仕事は、最近通訳業務よりデスクワーク多めになったので、仕事の調整はつきやすく、管理職のトリ夫もなんとか頑張って調整してくれるとのこと。
ということで、トリ夫婦の希望は当初下記4つだったが、
- 総合病院が良い(何があっても即時対応できる)
- 妊婦検診&分娩は同じ病院
- 土日に妊婦検診(母体&ベビーの様子を確認するための定期検診)OKな病院
- 自宅から徒歩圏内(お腹が大きくなっても通いやすい)
紆余曲折あって、下記の結果に。
- 妊婦検診は隣駅のクリニック、分娩は総合病院
- 妊婦検診&分娩は異なる病院
- 平日・午前中に妊婦検診
- バス(総合病院)・電車(クリニック)を使用して通院
ほとんどの希望が叶わなかったものの、夫婦で話し合って決めたことなので、まあ良しとしたい。
後日談
本記事を書いている2019年11月現在でも(妊婦検診2か月目)、このクリニックにして良かったと思っているが、実際妊婦検診に夫婦2人で受診するようになってから気づいた下記2点を、参考情報としてお伝えしたい。
- 地域によって助成券がカバーしてくれる内容が異なる
- 男性がエコー室に入れない ※病院による
まず「地域によって助成券がカバーしてくれる内容が異なる」点から。
トリ女が住む地域(助成券を提供する地域)では、エコー検査(お腹のベビーをエコーで確認する検査)は毎回必須ではなく、その一方、クリニックがある隣駅の地域ではエコー検査が毎回必須となっている。
妊婦のトリ女としては、エコー検査でベビーの写真をもらうのが楽しみなので、毎回エコー検査をしていただけるのは嬉しいが、その費用はトリ女が持っている異なる地域の助成券ではカバーされないので、エコー検査のたびに追加料金が発生する(といっても1,500円/回)。
また、初回の妊婦検診(血液検査から風疹ウィルス抗体の有無など全体的な検査を実施)でも、地域によって検査項目が異なるため、助成券に含まれない検査に追加料金がかかる。
トリ女の場合、トリ女が住む地域では検査対象になっていない(トリ女がもらった助成金ではカバーできない)トキソプラズマ(猫のフンにいる寄生虫)抗体検査などに追加料金を支払った。
結果は陰性(トキソプラズマに感染した形跡なし)だったものの、大のネコ好きで、実家でネコを飼っている身として、トキソプラズマ抗体検査は受診して良かった。
つぎに「男性がエコー室に入れない」点について。
これは通院して知った、トリ女が通うクリニックのルールなのだが、不妊治療も行っているクリニックのため、エコー室に男性は入室できないとのこと。
トリ夫(トリ女の夫)は妊婦検診に毎回付き添い、診察室で医師からベビーの説明を一緒に聞いてくれるのだが、ベビーの様子がライブで見れるエコー室だけは入室できず、ちょっと可哀想・・・。
そのかわり、エコー動画をDVDにしてくれるので(100円/枚)、夜に夫婦でベビー動画鑑賞できるものの、ライブで見たときの感動はあまりないかなと。
ベビーの心音も聞けないし。
ということで、男性のパートナーと一緒にライブ・エコーを見たい方は、通院前にクリニックに確認することをおススメする。
おわりに
これで「アラサー駆け出し通訳者の妊娠ログ」の産婦人科選び編はおしまいです。
トリ夫婦は当初の希望から大きく異なる決断をしましたが、夫婦2人で話し合った結果なので、特に後悔はしていません。
皆さまも、それぞれのプライベートにあった産婦人科選びをしてみてください。
記事更新のはげみになりますので、トリ女のTwitterをフォローしてもらえると嬉しいです。