こんにちは!トリ女のマミです。
トリ夫婦沖縄旅行記事・第2回目は、県内世界遺産の一つ「
第1回・沖縄県内最大級の花火大会の記事はこちら。
これから沖縄旅行に行かれる方や、沖縄に興味ある方、沖縄の通訳案内士を目指される方、旅ブログを読むのが好きな方などに、有益な記事になれれば幸いです。
はじめに
2000年、下記9つの歴史的建造物が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された。
そして一番北に位置するのが今回ご紹介する
出典:『教養講座 琉球沖縄史』p59(新城 俊昭著、 編集工房 東洋企画、2014年)
実は、この世界遺産を訪れた理由はかなーり不純で・・・ネコがたくさんいる世界遺産で有名なんです!
今帰仁グスクを学ぶ会のHP に、下記のような愛らしいネコと遺跡の写真がたくさんアップされていますので、是非見てみてください。
ちなみにトリ夫婦は、観光に集中して気づかなかったのか、暑くて遺跡にいなかったのか(最高気温34℃)、残念ながらネコを見かけることはありませんでした。
とはいえ、当初の目的は達成されなかったものの、今帰仁グスクを学ぶ会のガイド冨田さんに十分魅了されたので、
それでは下記で、
今帰仁 城 の歴史
まずは歴史からおさえていきたい。
下記記事では、
参考文献はもちろん、『教養講座 琉球沖縄史』(新城 俊昭著、 編集工房 東洋企画、2014年)。
北山、中山(
そのなかでも中山は、中国(明)と積極的に交流し、留学生を送って中国の政治や社会制度などを学ばせたり、中国からの技術者を受け入れていた。これが他の二山をしのいで、三山を統一する要因になる。
ということで、
そして
今帰仁 城 の見どころスポット
つぎに、写真とともに見どころスポットをご紹介。
世界遺産を記念する石碑。たまに石の上でネコが寝ているとのこと(見たかった・・・)。
坂をのぼりつつ、ガイド冨田さんの話を聞きながら遺跡を鑑賞。
そして石造りの城壁が見えてきて・・・
近づくとその規模に圧倒される。
接着剤を使わず、石を綿密に積み上げるだけで建てた城壁。
圧力がかかって崩れやすい曲線部分に対しては、手前に補強用に石を積み上げている。
ガイド冨田さんのお話によると、下の石に比べて上の石が小さいのは、敵が攻めてきたときに、投げて武器として使うためだそう。
ちなみに、下記記事でとりあげた2017年通訳案内士過去問題(地理)の問題に、
桜祭りで有名な沖縄県の世界遺産が問われている。
もちろん、正解は
さらに
絶景なのでパノラマ写真もお楽しみください。
ガイドの冨田さん、本当にありがとうございました!
おわりに
実はトリ夫婦、ガイドの冨田さんのお話を聞きながら、
なので上記でご紹介したのは、
また、カンボジア・アンコールワットの記事でも書きましたが、遺跡の理解を深めるためにもガイドは本当に大事。
重要スポットを説明するパネルが十分に揃っているわけではないので、ガイド・オーディオガイドなしで観光すると、「石でできた城を見た」と「上から見た風景きれいだな」程度でおわってしまい、せっかく足を運んだのにもったいないことになります。
アンコールワットの記事。
が、沖縄通のガイドさん(冨田さんは東京から移住して、沖縄在住歴10年だそうです)に一緒に回っていただく方が、はるかに学びがあって楽しいです。
そして、こんなに質が高いガイドにもかかわらず、なぜかボランティア(無料)。
最後に、
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