こんにちは!トリ女のマミです。
今回も前回記事に続いて沖縄をテーマに、過去10年間の通訳案内士試験解きながら、沖縄知識の基礎固めをしていきます。
沖縄の歴史をまとめた前回記事はこちら。
はじめに
前回は歴史勉強でインプット中心だったので、今回は早速アウトプット。
過去10年間(2008年~2018年)の通訳案内士試験で出題された沖縄に関する問題(歴史・地理)を一緒に解きます。
前回記事は歴史のみ(しかも近世のみ)で、地理とかよく分からないんだけど・・・と聡明な読者のつっこみ入りそうですが、皆さん、トリ女も同レベルなので、本記事で一緒に教養つけていきましょう!
今年通訳案内士試験を受験検討されている方、通訳案内士に興味ある方、沖縄に興味ある方、トリ女のように沖縄旅行前の方などに、ちょっと教養つけながら、楽しんで読んでいただければ幸いです。
歴史
まずは前回も学習した歴史から。
第1問:2018年通訳案内士過去問
トリ女解説
前回記事の知識のみで回答できる問題だが、選択肢一つずつみていきたい。
① 琉球王国を征服したのは島津
② 将軍の代がわりに「慶賀使」を幕府に派遣した。誤り。
③ 前回記事に説明した通り、清の時代でも琉球王国との関係は継続。誤り。
④ 正しい。
よって正解は④。
第2問:2014年通訳案内士過去問
トリ女解説
3:前回記事のみで解ける。
尚巴志王は首里城を拠点に王国をつくりあげた。正解は④。
4:下記は2000年に世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の名前と位置を示した地図である(出典:『教養講座 琉球沖縄史』p59(新城 俊昭著、 編集工房 東洋企画、2014年))。
上記地理問題に戻ると、⑱は今帰仁城跡、⑲は座喜味城跡、⑳は首里城なので、正解は⑳。
ということで、過去問10年分の沖縄歴史問題はこれでおしまいです。
過去問収集して分かったのですが、沖縄は歴史よりも地理で問われることが多いようです。
高校の教科書でもあまり触れてないからかもしれませんね・・・。
地理
ではノー勉強の地理問題で、一緒に教養(になるのか?という問題もありますが・・・)を身につけていきましょう!
あまり考えこまず、サクサク解いてみるのがコツです。
- 第1問:2018年通訳案内士過去問題
トリ女解説
問1:下記Googleマップを参考にすると、右から宮古島、石垣島となるので正解は③。
問2:宮古島市HPの紹介により東平安名崎とわかるので、正解は②。
問3:八重山毎日新聞のニュースによると、2009年3月16日に発行する旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、石垣島の川平湾が「三つ星」に格付けされた。正解は①。
問4:正解は④のちんすこう。
- 第2問:2017年通訳案内士過去問
トリ女解説
問1:沖縄情報IMAに記載の地図より、
問2:環境省の「やんばる国立公園の見どころ」により、正解は②の大石林山。
問3:ちゅらとくにより、正解は④の今帰仁城跡。
- 第3問:2011年通訳案内士過去問
トリ女解説
問8:世界最大級の大水槽を設置しているのは、美ら海水族館なので正解は①。
問9:美ら海水族館のHPより、正解は④。
問10:マリアナ海溝は伊豆・小笠原周辺なので誤り。よって正解は④。
- 第4問:2010年通訳案内士過去問
トリ女解説
問7:正解は③のちんすこう。
問8:竹富町ねっとにより、正解は④。
問9:下記表により、遺跡に含まれていないのは③(与那国海底遺跡)。
さきほど紹介した『教養講座 琉球沖縄史』によると、遺産群が沖縄島のみで、周辺離島や宮古などの文化財が含まれないことへの批判もあるとのこと。
- 第5問:2008年通訳案内士過去問
トリ女解説
問10:2010年の問8と同じ問題。正解は③(竹富町)。
おわりに
皆さま、いかがでしたか?
トリ女と同じく、きっと地理が激難だったかと思います。
沖縄旅行に行かれる方は、ムズカシイこと抜きに楽しんでください!
通訳案内士受験される方、応援してます!
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