こんにちは!トリ女のマミです。
今回は「トリ女の転職」シリーズで、シンクタンク・翻訳・通訳職の選考プロセスをご紹介します。
ちなみに2019年6月13日現在でも募集中なうえに、「トリ女の転職」シリーズ史上ダントツの好条件なので、ご興味ある方は是非是非受けてみてください。
はじめに
ゆるーく転職活動中のトリ女、今回も転職活動の記事を書いちゃいます。
おととい(6月11日)の記事はこちら。
労働条件・仕事内容・応募条件
- 労働条件
正社員、500万円~600万円(残業なし)
- 仕事内容
・社内会議での通訳(ウィスパリング)
・クライアントとの会議での通訳
・メールの翻訳
・プレゼン資料の翻訳
- 応募条件
・大卒以上
・帰国子女の方、または同等の英語力をお持ちの方
・1年以上の就業経験をお持ちの方
・通訳実務経験または通訳専門訓練経験のある方
・基本的なPCスキル(Word, Excel, PowerPoint)
- 備考
社内会議や、外国企業との面談時の通訳、メールや資料のプレゼン資料の翻訳などを担当。未経験の方でも、バイリンガルの社員がサポートしながら徐々に慣れてもらう。社員は20代~30代前半が中心で半数が外国籍。
下記記事でもご紹介した『通訳翻訳ジャーナル』2019 SUMMER号によると、
通訳者の平均年収が624万円(アンケート人数:68名、平均通訳歴:12.4年、通訳を専業としない通訳者含む)産業翻訳者の平均年収が411万円(アンケート人数:115名、平均翻訳歴11.8年、翻訳業を専業としない翻訳者含む) であることを鑑みると、未経験でも教えてくれる、20代~30代前半が活躍する、想定年収500~600万円の職場はもはや聖域。
さらに、通訳者・翻訳者に特化した人材紹介会社が紹介するお仕事なので、募集内容に大きな落とし穴はなさそう、ということでトリ女早速応募。
5月中旬に応募し、やや遅めの約2週間後に書類選考通過・1次面接への招待連絡を頂いた。
面接当日
2019年6月某日面接に行ったトリ女、回答に窮する質問なく無難に終了。
語学講師の副業もOKとのことなので、ますます好感度アップ。
面接最後に課題資料を頂き、期日までに翻訳資料を送付したものの、1週間後不合格の旨伝えられる。
その理由は、「お人柄についてはとても前向きでパワフルな好感の持てる方と高い評価をいただきましたが、英語力の点で先方の求めるレベルに少し足りず難しいとの判断となりました」。
えっ、このお仕事、未経験の方でも、バイリンガル社員がサポートしながら徐々に慣れてもらうんじゃないの?
ということで、人材紹介会社に、相手企業の求める英語力を再度質問したトリ女。
だって、トリ女は縁なかったけど、この記事読んでくれる読者に少しでも有益な情報を提供したい!
そして人材紹介会社の回答はこちら。
「先方の求める英語力のレベルですが、通訳の経験の有無よりも今後は帰国子女等ネイティブと同等のレベルの方を探したいとのお話でした。(トリ女)様の英語力は高く、弊社としては帰国子女の方に近い英語力をお持ちと判断しご紹介をさせていただいたのですが、それでも少し足りないとのことで、かなり厳しく見られているものと思います。ですので、これに懲りずまた良い案件があればご紹介させて頂きたく、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。」
回答内容よりも、担当の方の優しさに胸がじーんとなったトリ女。
トリ女最大の武器「英語」の実力不足を指摘されるのは悔しいなーと思いつつ、どのレベルを「ネイティブ」と定義するかにもよりますが、自分のキャリア最終目標は「ネイティブ」なのだろうか・・・と、なんとなく違和感を感じたトリ女でした。
ちなみに他記事でも記載しましたが、トリ女の英語スペックは下記です(2019年6月時点)。
- 東外大英米科卒(英語圏留学経験は、ロンドンホームステイ1か月)
- 英検1級(約10年前に取得)
- TOEIC970点(5年以上前に取得)
- ビジネス通訳検定2級(2018年12月受験)
- 社内通訳者2年目
- (不合格資格)国連英検特A級、ほんやく検定3級
とりあえず現時点で、トリ女はネイティブじゃないね。
おわりに
結論ですが、通訳経験なくとも帰国子女かネイティブの方だと受かりやすいと思います。
好条件のお仕事なので、チャンスある方は是非トライしてみてください!
ちなみになのですが、縁のあった優しい担当者に「トリ女のスペック(30代前半・ビジネス通訳検定2級保有)だと、通訳者としての年収相場はいくらか」と単刀直入に聞いてみました。
その回答はこちら(あくまでも参考情報程度にお考え下さい)。
「その方のスキルや実務経験、就業先企業によりかなり差があるため、限定してお答えするのは難しい状況です。どうしても通訳・翻訳ですと派遣での就業が多くなるため、年収換算して400万円台のかたもいらっしゃいますし、正社員で長く勤めていらっしゃる方の場合は600万円程度の方もいらっしゃます。」
本記事が、皆さまの豊かな語学ライフに貢献できれば、トリ女嬉しいです。
通訳者・翻訳者のお財布事情についてもっと詳しく知りたい方は、下記トリ女の記事と、リアルな収入&料金を特集する『通訳翻訳ジャーナル』2019 SUMMER号を読んでみてください。
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