こんにちは!トリ女のマミです。
今回は第91回アカデミー賞受賞作品『グリーンブック』について語りたいと思います。
映画『グリーンブック』
1960年代黒人ピアニストがイタリア系用心棒を雇い、
黒人差別の強い南部で8週間のコンサートツアーへ繰り出す。
実話をもとに作られた作品。
日本大ヒットの『ボヘミアン・ラプソディ』やレディガガ主演で話題の『アリー スター誕生』をおさえ、第91回アカデミー賞作品賞受賞作品。
主演のビゴ・モーテンセン(イタリア系用心棒役)は主演男優賞を逃すも、
マハーシャラ・アリ(天才黒人ピアニスト役)が助演男優賞獲得。
字幕翻訳は戸田奈津子氏。
感想
良かった点
・教養高い裕福な黒人芸術家と粗野でその日暮らしイタリア系用心棒との掛け合いが面白い
・天才ピアニストが奏でる音楽が各シーンを美しく飾る
・黒人差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を、差別を象徴する「グリーンブック(黒人が宿泊できるホテルのリスト)」を通して鮮明に描いている
不満な点
・ストーリーに既視感
おわりに
生まれも育ちも対照的な2人の間に友情が芽生えるストーリー自体は、
フランス映画『最強のふたり』(2011年)に類似しており既視感が否めないものの、
それにアメリカの時代背景(黒人差別、LGBTへの偏見)や文化、
クラシック音楽が組み合わさり、ストーリーを立体的に魅せている。
アメリカ文化に興味ある方におススメ。
記事更新のはげみになりますので、
トリ女のTwitterをフォローしてもらえると嬉しいです。